こんにちは、凸森です。
2020年夏の注目アニメの一つである『彼女、お借りします』。
折り返し地点の第7話を迎えたところで、一度アニメ「かのかり」についての感想を語らせていただければと思います。
「かのかり」はコミックス原作のアニメ化です!
『彼女、お借りします』(以下「かのかり」)は2017年より週刊少年マガジンにて連載スタートした少年マンガです。
2017年は、マガジンで大人気恋愛マンガ『五等分の花嫁』の連載もスタートしており、「かのかり」は”マガジン2大恋愛マンガ”の双頭をになっていたビックタイトルでした。

私の場合、確か「かのかり」の4巻が出てた2018年の春に全巻買って読んで、すっかりかのかりファンになってしまいました。
アニメ「かのかり」のすごいところ!
アニメ「かのかり」を7話まで見てきてますが、スタッフ陣の強い熱量を感じられるアニメだと思います!
そこで【アニメ「かのかり」のここがすごい!】と私が感じた部分を紹介していきます。
ヒロインの豪華声優陣!
まずもってヒロインの声優陣がすごいです!
【アニメ「かのかり」・ヒロインキャスト】
- 水原千鶴:CV.雨宮天
- 七海麻美:CV.悠木碧
- 更科瑠夏:CV.東山奈央
- 桜沢 墨:CV.高橋李依

現在の超売れっ子女性声優陣を揃えてきてますね…
作画、気合入ってます!
アニメ「かのかり」は作画に非常に力を入れていることが見ていてわかります。
特に、キャラの可愛さが強く表れるシーンであるバストアップのカットがとてもきれいで、妥協していない姿勢が強く感じられます。
この作画クオリティの高さの要因はキャラクターデザイン兼総作画監督をされている平山寛菜さんの活躍が大きいと思います。
平山さんは、2015年に設立されたまだ若いアニメスタジオ「パインジャム」の初・元請け制作である『ゲーマーズ』や第二作目のオリジナルアニメ『Just Because!』から総作画監督/作画監督として頭角を現し、今回の「かのかり」で1クールアニメでのキャラクターデザインに初抜擢された注目の若手アニメーターです。
平山さんはかわいいキャラへのこだわりが非常に強く、今回の「かのかり」では平山さんのこだわりが最高の形で発揮されております!
↓以下、平山さんのTwitterアカに投稿された「かのかり」のイラスト・総作監修正です。
アニメ「彼女、お借りします」放送まであと2日📺
✨アニメ公式アカウント @kanokari_anime でもカウントダウンしてるので要チェック!
今日はメインヒロイン水原千鶴さん!!
あれ、明日は一体誰なんだ…🤔#かのかり pic.twitter.com/Lg98jZHtob— kappe(ひらやま) (@kaaaaaappe) July 8, 2020
📺彼女、お借りします第1話ご視聴ありがとうございました!
1話制作協力はスタジオコメット様。
私はシリーズ通してキャラクターデザイン、プロップ デザイン、総作画監督やらせていただいております。
本編総作監修正から2枚✨
来週もお楽しみに!#かのかり#かのかり総作監集 pic.twitter.com/umI5DlcZOY— kappe(ひらやま) (@kaaaaaappe) July 10, 2020
本日2話!
1話の復習はできてますか?#彼女お借りします #かのかり総作監集 pic.twitter.com/djy1IBNjw0— kappe(ひらやま) (@kaaaaaappe) July 17, 2020
#彼女お借りします 第5話ご視聴ありがとうございました📺
制作協力はマル画ファクトリー様、アニメーション協力はスタジオコメット様です。
こだわりポイントは濡れてる水原のTシャツの透け色が肌と下着の色の2色あるところです。
来週もお楽しみに✨#かのかり総作監集 pic.twitter.com/V9T2A6B0SB— kappe(ひらやま) (@kaaaaaappe) August 7, 2020

うますぎる…
あと、絵から作品に対しての愛を感じる…
アニメ「かのかり」少し気なる点
私はマンガの原作から「かのかり」に入った人間ですので、アニメになったときに少しだけ気になった点がありました。
主人公の和也くん、ちょっと自分勝手すぎやしませんか?
マンガで読んでいるとあんまり気にならなかったんですけど、アニメになっていざキャラが動いてみると、主人公の和也くんの言動や行動に「ちょっと自分勝手すぎひん?」と感じている自分がいました…
例えば、2話で水原と歩いていた時に友達と街で会ったときに「彼女だ!」というシーンとか、「いや、別にそこ彼女っていう必要なくない…?」と思いました。
しかもそのあと断り切れずに水原も飲み会に連れて行ったところも、ちょっと自分勝手だなぁと思ってしまいました。

でも、このシーン、マンガだとそこまで気にならないんですよ…
どうしてこうなるかというと、原作の宮島先生のコマ割りが非常にうまいんです。
ちょっと立ち止まると「ん?」と感じる行動や言動でも、メリハリの付いたコマ割りをしていて、和也の一見自分勝手な言動をコメディの範疇に収めてしまうんです。
これをアニメにすると、どうしてもマンガのコマより長尺のシークエンスが発生してしまい、主人公和也の優柔不断で自分勝手な言動が目立ってしまいます。
これは「アニメが悪い」というわけではなく、マンガとアニメというメディアの違いによる、どうしても避けられない部分ではあると思います。

それでもキャラの絵のクオリティと魅力さで、上記の部分は十分に補って余りあると考えております。
麻美ちゃんの声が”アノ子”にしか聞こえない…
主人公:和也の元カノとして登場する七海麻美。
彼女は一見明るくサバサバした性格の持ち主だと思いきや、、実は相当闇深のメンヘラちゃんなのです。
そのような彼女の言動をCV.悠木碧が担当となると、まどマギファンである私からするとどうしても“メンヘラまどか”にしか聞こえなくなってしまうことがよくあります…

これは私特有のものかもしれませんが、もしかしたら皆様の中にもそう思っている方がいらっしゃるかも…?
今後の展望
現状、第7話までで原作コミックス4巻の半分くらいまで進んでおります。
「かのかり」は1クールアニメとして進行していると思われるので、12話で進めるのは多分6巻のラストくらいまでかと予想されます。
しかし、現状の人気を鑑みますと、間違いなく2期はあるはずです!!(確信)
現在進行形で連載されているコミックスもとても面白く展開されているので、今後もマンガとアニメの両方から目の離せない作品です!!!!

ワイの推しの墨ちゃん、早く出てきてくれーーーーー!!!!!!!!!!!!!
コメント