【社畜日記】アニメ・ライセンス営業ワイ、最近の仕事ぶりがブラック企業の社畜な件

体験談

あけましておめでとうございます。

2021年を迎えてから、早3日が経とうとしています。

「コロナ、今年で終息するだろうか?」

「緊急事態宣言、大丈夫か?」

「オリンピック、無事開催できるのか?」

などなど、

色々考えることはたくさんあると思います。

ただ、私が今一番考えているのは、

あああああああああ明日から会社が始まってしまう…!!!!!!!!

これに尽きます(涙)

 

今の会社に入って今年で3年目なのですが、ここまで休み明けの業務が憂鬱に感じだことは初めてかもしれません。

どうしてここまで悲観的になっているのでしょうか?

理由は、ここ2カ月間の私の仕事っぷりがブラック企業レベルの社畜だからです。

年明けの仕事が始まる前に「どうしてここまでの社畜になってしまったのか?」という点を整理するために、ここに書き記したいと思います。

最近の仕事・残業時間

まず、ここ2カ月間における私の残業時間についてお伝えしたいと思います。

凸森・11&12月の残業時間
平均残業時間30~40時間
2020年11月72時間
2020年12月75時間

上記の通り、2020年の11月&12月の通常時に比べて1.5~2倍に増えてます…

私の会社はフレックス制なので朝10時ぐらいから仕事を始めるのですが、ほぼ毎日21時以降まで働いている状態です。

てっぺん(深夜0時)まで働いていることもよくありましたし、ひどい日には午前3~4時まで働いていた日すらあります(涙)

 

どうしてそんなに長時間働いているのか?

私の会社は残業代が出るので長く働いた分だけ給料が上がります。

「長く働いただけ得やん!めっちゃ残業したろ^^」

そう思っていた時期が俺にもありました(笑)

正直、ここまで働かなくていいなら、働きたくないです。

でも、働かざるを得ない状況に陥ってます。

なぜでしょうか?

自分なりに原因を分析してみました。

 

[残業理由①]週1日の資料作成地獄

私の担当作品には原作サイドとの週1日の定例会議があります。

その場で、新規商品化案件・イベント案件・今後の大きな展開について資料を作成し、原作サイドにプレゼンをする必要があるのですが、、この会議のための資料作成がとても多いのです。。

平均3~5本、多い週は10本も資料を作成する必要があります。

これを営業時間内に着手できればいいのですが、営業時間の時はこの作品以外のお問い合わせが沢山来ます。

また、案件を持ってきてくれた海外側のクライアントに案件内容について質問して、内容を詰める必要があります。

そうなってくると、この資料作成が定時過ぎの19~21時スタートとなってしまうことが多いです。

資料の作成時間は1本につき平均30分~1時間ですが、重い内容となると2~3時間かかる場合もあります。

このような原因が積み重なり、定例会議前は深夜1~2時、最悪の場合は深夜3~4時まで資料作成しております。。

[残業理由②]英語字幕チェック

私の仕事は自社アニメ作品の海外展開なので、海外の劇場・テレビ・VODへの映像展開も含まれます。

その際に英語字幕を作成する必要があります。

英語字幕作成自体は外注なのですが、その英語字幕に使われている作品内専門用語(キャラクター・道具・技など)について間違っていないかどうかは私がチェックします。

通常は“グロッサリー(=用語集)”を日本語と英語で記載されたものを事前に翻訳会社に提供し、それをベースにすることでうちのチェックの負担を少なくします。

ただ、これを”どこまでチェックするか?”の裁量については作品によって異なります。

「グロッサリーだけ原作サイドの確認をもらい、字幕自体はうちのみでチェック」

「グロッサリーも字幕も原作サイドの確認が必要」

私が今担当している作品は、そうです、後者です。。

以下のようなフローを取ります。

[凸森]英語字幕チェック→[原作サイド]チェック内容の確認→原作サイドのご指摘点+自分のチェック内容を字幕会社側に提出→[翻訳会社]字幕修正→[凸森]字幕がきちんと修正されているかどうか確認し原作サイドに提出→[原作サイド]字幕の修正確認…

また、私が今担当している作品は、グロッサリーと字幕の確認だけではなく「字幕の英語が日本語のニュアンスをくみ取っているか?」という部分もチェックしているため、確認に非常に時間を要します。

これも私の残業時間を長くしている大きな原因です。

[残業理由③]法的トラブル

アニメのライセンス営業をしていると、様々なトラブルに巻き込まれます。

中でも、契約内容に反するトラブルが発生すると、法律的な問題に発展することがあります。

こうなると対応が非常に複雑で難しくなります。

主に以下のような対応が発生します。

  • 原作サイドに報告するための経緯報告書作成。
  • 法務部への相談(現状共有・契約内容の確認及び法的対応)

法的トラブルが発生すると、こちらを最優先に対応する必要があるため、通常の営業内容が後回しになってしまいます。

ちょうど私は複数の法的トラブル案件を持っているため、、非常にきつい状況です。。

[残業理由④]急ぎ案件の急増、急ぎじゃない案件の塵積

11月12月は「独身の日」(11月11日)や「クリスマス商戦」などが原因で、とにかく急ぎ案件が多いです。

そのため、急ぎ案件について少しでも早く原作サイドのチェックバックを頂くため、回答をせっつきます。

それで急ぎ案件の回答は得られるかもしれませんが、それ以外は引き続き少しずつ回答が遅れてきます。

この”急ぎじゃない案件の塵積”がどんどん増えていき、自分のタスクを圧迫していきます。

こうなると、巻き返すために残業や休日に仕事をするなど、どんどん生活が仕事に侵食されていきます(つらい)。。

[2021年の目標]→定時で帰られる日を多く作る

思い返してみると、2020年の下半期に定時で帰れた日って正直一日もなかった。。

 

ですので、2021年は少しでも定時で帰れる日を多く作れるように頑張りたいと思います。

でも、多分、次の3連休は仕事をすると思います。。(代わりに、年末年始は全く仕事をしませんでした!!!)

ここまで残業が多くあるのに、飽きもせずに働いているのは”アニメの仕事が好きだから”というのが一番大きいです。

でも、さすがに70時間以上の残業がこれ以上続くと、いくらアニメの仕事が好きだといえど嫌気がさしてきます。。(いや、もう刺してる涙)

皆さんも働きすぎには気を付けましょう。

 

P.S.

この年末年始はNintendo Switch三昧をしてました。

『天穂のサクナヒメ』にはまってます。

お米作り楽しい…

コメント