自転車マンガと言えば『弱虫ペダル』が一番有名かもしれませんが、私が今回オススメしたい自転車マンガは『びわっこ自転車旅行記』です!
原作者は、以前本ブログで取り上げさせていただきました『漫画家庭教師なお先生』の作者、
大塚志郎先生です!
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登場キャラクター
『びわっこ自転車旅行記』では、滋賀に実家を構える五百住(よすみ)家の三姉妹がメインキャラクターです。
五百住シホ
21才、五百住家の次女。
漫画家目指し、今は東京で漫画家アシスタントをしている。
高校生の時に滋賀→北海道→滋賀の自転車旅行をした経験あり。
性格はクールで冷静沈着だが、追い詰められると取り乱すことも。
五百住タカミ
23才、五百住家の長女。
東京で駆け出しのアニメ演出家。
性格は明るめ、若干わがまま。
五百住コン
19才、五百住家の三女。
ミュージシャン志望で東京にいる(専門学校生?)
性格は姉たちに比べるとのほほんとしている。
全体のあらすじ
全体のあらすじとしては、以下の通りです。
それぞれ道は違えど、それぞれ各方面のクリエイターになることを目指して東京に上京している五百住家の三姉妹が、たまの休みに予定を合わせて自転車旅行をする。
見どころ
『びわっこ自転車旅行記』の見どころについて3つご紹介したいと思います!
自転車旅行、それは苦しい…
普通、この手の漫画は自転車旅行の楽しい部分に焦点を当てて描かれるものだと思います。
しかし、『びわっこ自転車旅行記』は違います!この漫画は自転車旅行の苦しさを余すことなく描写してます…!!
難所を超えた時の達成感…!!
自転車旅行には難所が付き物(主に峠)。
しかし、それを抜けた時の開放感・爽快感は圧倒的です!
「びわっこ」では、キャラたちの達成感がとてもよく伝わってきます。
とにかく食事が美味しそう
何十キロも自転車を漕ぎ続けて、精魂尽き果てた果てに食べるご飯は、きっと何を食べても美味しいと思います…!!
そんな美味しさがこっちまで伝わってきます!
各巻のあらすじ紹介
『びわっこ自転車旅行記』は現在(2020年10月時点)までで1〜6巻まで発売されております!
以下各巻のあらすじを紹介します。
「びわっこ自転車旅行記」(vol.1,2015年6月1日初版刊行)
記念すべき第1巻目は東京にいる五百住三姉妹が実家の滋賀まで自転車で帰る話。
道中トラブルが多発しますが、それでも自転車で突き進む3姉妹!
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「びわっこ自転車旅行記 琵琶湖一周編・ラオス編」(vol.2,2016年9月1日初版刊行)
2部構成。
第1部は、本巻で初登場の五百住家の四女:ミチコ(高1のギャル)も参加して自転車で琵琶湖一周(ビワイチ)を敢行!自転車初経験のミチコが悪戦苦闘しながらも、根性で進んでいきます!
第2部は日本を飛び出して、なんとラオスで自転車旅行記!?
いつも冷静な次女:シホが海外でビビりまくりです(笑)
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「びわっこ自転車旅行記 滋賀→北海道編」(vol.3,2017年5月1日初版刊行)
第3巻は次女:シホが高校生だった頃にはじめて自転車旅行をした話。
いつもは経験豊富で、三姉妹を引っ張る存在のシホも、最初は右も左もわからない素人。
自転車旅を通じて成長するシホの物語は必見です!
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「びわっこ自転車旅行記 淡路島・佐渡島編」(vol.4,2018年7月1日初版刊行)
2部構成。
一部は五百住三姉妹が佐渡島の自転車耐久レースに参加するお話。
佐渡島の大自然の中で快適な自転車レース!…とはいかず、やはり厳しい難所が三姉妹に襲いかかる…!!
第二部は淡路島編。
シホ曰く「琵琶湖や淡路島が一周約210kmに対し、淡路島は一周約150kmだし、いけるだろ?」と言う提案にタカミとコンも乗るが…甘くなかった…!!
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「びわっこ自転車旅行記 屋久島編」(vol.5,2020年1月1日初版刊行)
第5巻は屋久島が舞台!
五百住4姉妹と父母での家族旅行。
前半は三姉妹での屋久島一周自転車旅。道中、シホに予期せぬ敵が…!?!?
後半は五百住家族全員での縄文杉ツアー。
屋久杉って、見るまでにどのような道中を辿るのかわからなかったんですが、これを見るとよくわかります!
私も行きたいと思ってたんですけど、結構厳しい道のりなんですね。。
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「びわっこ自転車旅行記 北海道→東北編」(vol.6,2020年6月1日初版刊行)
第3巻で18才のシホが滋賀→北海道にたどり着いた後の復路編。
自転車の旅って、行きはゴールがあるから頑張れるけど、その後の帰りというのが絶望的に辛い…!!
そのことが身に染みてわかる一冊です…
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最後に
大塚志郎先生自身も自転車旅をよくしていて、本作のネタも自身の経験から着想を得ているようです。
また、過去に自転車旅で経験した道を、漫画の執筆のためにもう一度自転車で通って取材するという徹底ぶり!

凸森
やはりここまで臨場感のあるマンガは、作者自身が濃厚な経験があってのものなんですね!
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